悲しいぐらい青い空

その日は晴天で

あきと空は
最初から溶け込んで仲良くなっていた


音は楽しそうに
音「あきくん!観覧車乗らない?」
あき「いいよ」
音「本当に?やったー行こう」

音は嬉しそうに
笑ってあきを引っ張って行った


その時そらは少し悲しそうに笑った
二人に続いて
次のボックスに
私は空と観覧車に乗り込んだ


その時空は悲しそうに
上を見つめていた

ゆう「空?」
空「なんだよ?」
ゆう「楽しんでる?」
空「お前アホ?
楽しくなきゃ帰るわ

あきいい奴だな…」
ゆう「うん…
あきは優しいよ?」
空「音はきっとあきが好きだよ」


そのセリフが頭にリピートされる

空…
もしかして…
君…
音が好きなの?

だから…
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