悲しいぐらい青い空

私はきっと…


ゆう「おはよう!」
音「聞いて聞いて!
今日ね!」
ゆう「朝からテンション高っ」
音「だっていい事あったんだもん!」

音…
大切な友人
うちは口が悪くて
とっつきにくくて
あんまり友達がいないから

音が大切なたった一人の
理解者なんだよ?

ゆう「で、なに?」
音「あきくんに会ったんだ!」
ゆう「あき!なんでまた…」

あきは私の幼馴染で
音が一目惚れをしたらしい…

音「でね、わたし
勇気を持って話しかけたんだ
そしたらね、ゆうの友達って
ちゃんと覚えててくれたの!」

ねっ
こんな風に女の子らしい
女の子を今まで
見たことなかった
だから

本当は友達になれて嬉しかった


ゆう「あきぐらいで…」
音「そうやって…
幼馴染だからってずるいよ
私なんか羨ましくて仕方ないのに」


ほらまた…
そんな風に素直に言ってくれるから
また心が油断しちゃう
< 6 / 13 >

この作品をシェア

pagetop