毒舌メイド 【完】
☆○。omake。○☆ ~真桜side~
「悠馬。何、その猫。」
「いや、捨て猫。」
真っ白な猫が、みゃー・・・と、鳴いた。
「・・・か、可愛い・・・」
「ん? どした? 真桜。」
「私・・・猫大好き。」
私は、真っ白な子猫の頭を撫でる。
「へぇー・・・。なっ、俺は?」
「2番目。」
「・・・・・・・・・・・・。」
うわ、面倒臭い。
何、落ち込んでるの。
「・・・嘘。一番好き。」
「・・・っ!! お、俺は、愛してるっ!」
「・・・ひ、卑怯・・・・・・バカ悠馬のくせに。」
私は、赤い顔を隠すように、子猫を顔前に。
「・・・真桜。」
「何。」
「・・・俺って、いつバカ悠馬を卒業できんだよーーーっ!!」
「・・・・・・・・・・・・。」
悠馬が鈍感すぎて、イラッとした私は、
それから1週間、口を利かなかった・・・。
~~end~~