Mな2人。
「なおやー、またはげたね(笑)」
冗談で言う、あーちゃん。
「うっさい」
うざめのなおや。
「あ、今日牧野ってゆうやつくるから、よろしく。」
TTが言った。
「牧野って誰?」
なおやとTT以外、みんなが声をそろって言った。
「俺と同じ部活のため。みんなでまた仲良くしよっさ。」
TTは簡単に言うけれど、このメンバーで仲良くなるのにかかった時間は、どれだけのもか…わかってないらしいね(笑)
もう、まったくだ。


がらっ。
「こんばんわー」
「あ、牧野くんじゃね?」
ごとーが言った。
どんな子やろね??とか周りがとてもうるさかった。
牧野くんとやらは私と同じ中学らしいが、みたことがない。
少し興味があった。


「おぉ!TT!」
「よぉ!牧野!」
2人が同時に言った。
牧野くんって人は、とてもかっこよかった。
くりくりな目に、サラサラな髪。
身長は私よりもはるかに高く(あ、あかね160センチね)いけてるめんつというやつだ。
「いけてるめんずだね」
ごとーが目を輝かせた。
「ふつーぢゃね?」
ぎゃるく言ったなお。
「わかりません」
あーちゃん。
女子からの人気はまずまずらしい。
よくは知らないが…。





みんな牧野くんに話しかけている。
よしっ、私も。
5人が集まっているなかに、私も飛び込んだ。
「ねーね、牧野くん!」
「・・・・・・・・・。」
するーされた。いや、あれは絶対聞こえたな。
じゃぁしかと?!?!
んーでも…。
ほかのみんなはしゃべっているのにもかかわらず、私だけには話そうともしない。
逆にむかついた。
塾のみんなが牧野くんにとられそうで…。




1人目のMとの出会いは最悪だった。

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