いじめ
美夜がこっちに向かってくる。


思わず身構えた。



すると、美夜は私の腕を掴み


体を固定させた。


「…っ!?」


私の目の前で笑ってる亜夢の手には


光が反射し、ギラギラと光るもの


…ハサミ。



私が不安になって、震えだす中



亜夢はそのハサミの先を




私に向けた。


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