夢ちゃんの休日
美術館
美術館に一人で行った。
一匹オオカミ?
何故か美術館て癒される。
美術館の喫茶店でカレー&コーヒー。






あぁ…。しあわせ…。なんて一人きりでやはり干物。






どうしたもんか…。
美術館でイケメンに遭遇。





見てるだけ…。声はかけられないしね。
写真家らしい。
また人間観察…。
マフラーをカシャカシャとってるニコンで…。いい顔するなまったく…。





それだけ…。美術館だけにね。






絵を描くのも好きだけど趣味的にね。






なんか出会いないかな。
黄色いランタンに寄る。





「マスター。私今日美術館へ行ったの。」






カウンターで話かけた。





「イケメンの写真家がいたんだけど話しかけられなかった。逆ナンて軽くありかな?」






「出会いはいいことですよ…。」






はじめてマスターと話した。
「また会えるかな?」






「あなたが会いたいと思うなら…。」






なんかコトンと胸が鳴る。口数少ないのに…。






「ご馳走様。また来ます。」






カランカラン…。とまたドアベルが鳴る。
あんまり気にしてなかったけどいい音色。






気持ちよく終わった休日だった。





たぶんマスターは私が常連客だと知っている。





とくに何か…。話した訳でもないのだが何故かわかりあえてるような…。まるで見透かされてるような…。なんて考えちゃったりする。
独特なオーラ(雰囲気的な)を持ってるマスターだから胸に響いたのかもしれない。






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