人生ゲーム【リメイク】
「ん・・・」
目が覚めると真っ暗だった。
時計を見ると22時45分を指している。
「まじかよ」
次に目覚めたときは朝日を浴びて爽やかに起床!という光の思いは見事に打ち砕かれた。
「これは何かの定めなのか・・・?」
光はがばっと起き上ると玄関で靴を履いた。
その手にはあの黒い封筒が握られていた。
「ほんと、ちょっと様子みるだけだから」
光は自分を強引に納得させてアパートの階段を駆け降りた。
5ブロック先を曲がると目的地はあるはずだ。
遠目からちょこっと見るだけだからな、と光は何度も自分に言い聞かせた。
このままでは気になって眠れそうにない。
1人でも一般人ではなさそうな人が現れたら全力で引き返すことを胸に誓った。
なんやかんやで亮介が心配な光。
もし本当にやばいことに巻き込まれているのであれば助けてやりたい。
それが本心であった。
ただの悪戯であってほしい。
光は心底願った。
亮介が驚かせたくて仕組んだだけでビルで待ちぼうけを食らっている自分を見て笑っているというオチであってほしい。
そう願わざるをえないのはこれがただの招待状ではないことを薄々感じ取っていたから。
でもきっと本当のことを初めから知っていたとしてもこの世界に足を踏みこんでいた。
1時間後の光はそう思うのであった。
目が覚めると真っ暗だった。
時計を見ると22時45分を指している。
「まじかよ」
次に目覚めたときは朝日を浴びて爽やかに起床!という光の思いは見事に打ち砕かれた。
「これは何かの定めなのか・・・?」
光はがばっと起き上ると玄関で靴を履いた。
その手にはあの黒い封筒が握られていた。
「ほんと、ちょっと様子みるだけだから」
光は自分を強引に納得させてアパートの階段を駆け降りた。
5ブロック先を曲がると目的地はあるはずだ。
遠目からちょこっと見るだけだからな、と光は何度も自分に言い聞かせた。
このままでは気になって眠れそうにない。
1人でも一般人ではなさそうな人が現れたら全力で引き返すことを胸に誓った。
なんやかんやで亮介が心配な光。
もし本当にやばいことに巻き込まれているのであれば助けてやりたい。
それが本心であった。
ただの悪戯であってほしい。
光は心底願った。
亮介が驚かせたくて仕組んだだけでビルで待ちぼうけを食らっている自分を見て笑っているというオチであってほしい。
そう願わざるをえないのはこれがただの招待状ではないことを薄々感じ取っていたから。
でもきっと本当のことを初めから知っていたとしてもこの世界に足を踏みこんでいた。
1時間後の光はそう思うのであった。