げーむ
光希は私が思った通りに動いた。


受け止めて、払って、相手が持ち直す前に。


『ならッ...!!』


幾らか相手の動きを予想していた分、こちらには余裕が生まれる。


相手の予想している場所にフェイントをかける。


木刀があたる直前に、避ける。


「...!!?」


光希が驚いている。


...あんな顔は久しぶりに見た。


だが、余韻に染まっている暇などない。


木刀にそって傘をすべらせ...。


弾く!!


ガッ


思った通り。


木刀は素直に光希の手を離れる。


次は...。


『次は光希の下に潜る』


「!!?」


一瞬、脳裏に映像が閃いた。


それは恐らく未来の事だが、なぜだが、とてもクリアに映る。


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