future−君と僕の未来−



初めて向けられた拒絶の目に





俺は動けなくなった





「…なんで」

動揺が走る



「…私はロボットだ


ただそれだけのこと」




「…なんで?

俺、ユナが好きだよ?


ユナは俺の事嫌い?」







するとユナは首を横に振った






「じゃあどうして?」




そういうとユナは俺を静かに抱き締めた






「…廉太、これはしょうがないんだ



廉太は人間


私はロボット




廉太と私の














未来はない」






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