愛 ~①巻~
龍に瞳は怒っている。

『龍・・・・・・・・・・・・・・・・』

長い沈黙が流れる。

「良かったな・・・・仲直りしたんだな・・・」

『龍・・・違うの・・・・』

「何が違うの?」

龍は私を睨む。

『・・・・・』

何が違うんだろう?

私の目からは瞬く間に涙が溢れる。

龍・・・・

私に呆れた?

そうだよね・・・。

自分の好きな人が・・・

男という生物に押し倒されてるんだから。

「じゃっ」

『龍!』

龍は走って家から出てった。

私はその後を走って追いかける。

一瞬陸が私を呼んだ気がしたけど、

私はそのまま龍を追いかける。

『龍!!待って!!』

龍の後姿が小さくなって行く。

『りゅうぅ・・・・!』

なんで私こんなに泣いてるんだろう。

龍は大きな荷物を持っていた。

私の為に・・・龍も泊まるつもりだったのかな?

でも違うかもしれない・・・。

私は龍が考えている事一つも分かんないよ・・・・。

教えてよ・・・・。
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