【完】スーツの彼氏×制服の彼女



「今でも兄貴がスキなコトくらい…分かっている……もともと俺とは兄貴のコト忘れる
為に付き合ったんだから…でも、本当は兄貴の代わりなんてイヤなんだ!!俺を見て欲しい!!」



冬梧の声は切実に響く。



「ゴメンなさい・・・冬梧・・・私のスキな人はやっぱり…晃生さんだ…」



「兄貴…年明けには大阪に行っちまうし…想いを告げるなら今しかねえぞ~」



大阪??



私は冬梧君に言われて初めて・・・



晃生さんの大阪転勤を知った・・・・・・・





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