【完】スーツの彼氏×制服の彼女
私たちの脇に自転車を停めて…お父さんは私ではなくて晃生さんを見つめる。



「由真??コイツは誰だ??」


「え、あ…」



どう説明すればいいのか…悩む。



「……初めまして…」


「……由真は大切な娘だ!!」


いきなり…お父さんは晃生さんを上着を掴んで…壁に背中を押し付けた。


私の自転車が倒れる音とお父さんの怒声が響く。



「お、お父さん!!?」



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