【完】スーツの彼氏×制服の彼女
SHRも終って…


1時間目の英語の準備している麻白君に話しかけた。


「……晃生さんにコレ渡して欲しいの…」


私は麻白君に名刺入れを差し出す。


「ハァ!?コレって兄貴の…名刺入れだろ?」


「昨日泊まって…部屋に忘れたの……」


「泊まった?」


あっ……

少し言葉足らずだったか…


麻白君は不穏な響きに反応して私を切れ長で瞳で凝視。


変に誤解している感じが彼の視線で分かる。

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