【完】スーツの彼氏×制服の彼女
「……ちぇッ…もう…ヤッたのか…あいかわらず手が早いな~ウチの兄貴は…」



頬杖をついて麻白君…惜しげに舌打ち。




「…私たちは何も…してないって…お父さんとお酒を飲み過ぎて…晃生さんは泊まった
だけ…部屋は別々だし……」


「……酒?兄貴…酒飲み過ぎると…何処でも寝るクセあるからな~そっか…」


麻白君は一発で私の話を理解してくれた。



「何処でも寝るの?」


「線路の上で寝ていて…始発の電車に轢かれそうなったコトもあるらしい」


「えっ!!?マジで…」



「朝起きたら…知らない女とラブホのベットの上に寝てたとか…数々の伝説を持っている





< 68 / 277 >

この作品をシェア

pagetop