空色恋愛
私とは違ってクラスで目立ってて
女の子の中ではすごくモテるような
人だった。
クラスの席替えで隣になったときから
よく話をするようになった。
テレビの話題だとか
好きな芸能人の情報交換だとか
いろいろな話で彼とは盛り上がった。

苗字じゃなくて名前で呼ぶように
なったとき、彼が放課後に残ってほしい
と言われ放課後に教室で
話をしてると彼に「付き合ってほしい」
と言われた。

彼の気持ちは嬉しかった。ほんとに。
すごく。たまらなく。
でも不安なことが1つあった。

ちゃんとやっていけるかな?
今までみたいに仲良くできるかな?

でも彼は私に正直に言ってくれたから
信じることにした。
道は1つだと思ったから。

だから私は
「私もすきです」と答えた。

それから彼と私の人生が始まった。
彼とはうまくいっていた。
でもその中で私には不安があった。

学校の女の子の中で人気な彼。
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