Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
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入院生活を始めて、今日は初めて外出許可を貰った。
優君やみんなに読んであげる絵本を買うために。
「京ちゃんっ!!」
『このくそ暑い中外で待ってたのか!?』
「うんっ」
『バカか!!体調悪くなったらどうすんだよ!?』
口は悪いけど、京ちゃんなりに心配してくれていると思うと、嬉しく感じる。
心配してくれるなら、怒られてもいっかな…なんて思っちゃう。
「私なら大丈夫だよ!心配してくれてありがとう」
『人のことばっかじゃなくて、お前も自分の体を大事にしろ』
「はぁいっ」
呆れ顔の京ちゃんが口を開こうとしたのを見て、私は手を取って歩き始めた。
あのまま突っ立てたら、また怒られそうなきがしたから。
せっかくの京ちゃんとのお出かけなのに、こんなところで時間が過ぎていくのも勿体無いしね。
入院生活を始めて、今日は初めて外出許可を貰った。
優君やみんなに読んであげる絵本を買うために。
「京ちゃんっ!!」
『このくそ暑い中外で待ってたのか!?』
「うんっ」
『バカか!!体調悪くなったらどうすんだよ!?』
口は悪いけど、京ちゃんなりに心配してくれていると思うと、嬉しく感じる。
心配してくれるなら、怒られてもいっかな…なんて思っちゃう。
「私なら大丈夫だよ!心配してくれてありがとう」
『人のことばっかじゃなくて、お前も自分の体を大事にしろ』
「はぁいっ」
呆れ顔の京ちゃんが口を開こうとしたのを見て、私は手を取って歩き始めた。
あのまま突っ立てたら、また怒られそうなきがしたから。
せっかくの京ちゃんとのお出かけなのに、こんなところで時間が過ぎていくのも勿体無いしね。