愛を知った時
―エピローグ―
次の日、香はガバッと起き上がり、
『やっちまったぁぁぁぁぁぁぁ~~~』
と叫んでた。
笑える!!!
「ゆかぁぁぁごめんよぉぉぉ~~~」
「大丈夫だって(笑)」
「ロマンチックになるはずだったのに!!!」
かなりの落胆ぶりの香に
「私はどんな香でも大好きだよ」
「ゆかぁぁぁぁ」
香は私を抱きしめた。
――――ぎゅぅぅぅぅっ
「香、苦しい!!!」
「離さない~~~」
「もうっっっ」