吸血男子
「あんま陸と仲良くすんなよ? 俺、妬くからな」

「…はーい」




 2人とも体調が悪いので…ベッドで寝っ転がりながら話す。




「…海斗君」

「……zz」



 寝てる…。




 熱あるんだもんね…。






 私はゆっくりと起こさないように起き上がって、海斗君が起きたトキのためにお昼御飯を作る。




「おかゆでいいかな…」



 少し冷えたご飯を使っておかゆを作った。






 あー…ちょっとフラフラする…。




 もう平気だと思ったのに。




 おかゆ見てなきゃなんないし…。






 ボーっとお粥を煮ているお鍋を見る。



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