吸血男子

「あ」



 ぐらっと来て重心を後ろに持っていかれた。




「…大丈夫か?」




 あ…。




 ふわふわと浮く私の体。





「え…」




 そこに立っていたのはうちにいるはずのない、人物。




 いや…モンスター?





「スーくん…」

「スーくんだ」




 変わらない風貌。




 に似合わない笑顔。




「…体調悪いのか?」

「…平気だよ。 それより…」



 どうして?



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