空を見上げる君

水波の心


あれから毎日休み時間、放課後など3人でテスト勉強をしていた。


そして、テスト当日が来た…─


1時間目は私の大嫌いな数学。


正直超不安──



『テスト頑張れよ!』

「うん…」



そう言って霧斗は自分の席へ着いた。


きっと楽勝だろな。


だってテスト勉強してなさそうだもん。


3人で勉強してる時、自分のはほったらかしで私に付きっきりで教えてくれてたから。


私が悪いんだけど。


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