いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・
「あっ、ごめん。今日はちょっと・・・」


「えっ!? あっ、そっか、
今日は彼氏に会うんやね?」


「か、彼氏じゃないって!!」


「はいはい、毎月楽しみにしてるくせに~」


うっ・・・それを言われると・・・


知美は私を見て悪戯に二ヤリと笑う。


「だから、違うって!!」


「なんで~彼氏みたいなもんやん、
実際付き合ってたんやし。
それに今でも愛されてるみたいやしさぁ~」


「ううっ・・・」


確かに、まわりからみたら彼氏みたいなものなんだろう、
返済と言いながらもちゃんと会ってるのだから。


でも愛されてるかどうかは・・・


と、思いながらも楓花は勝彦の愛はちゃんと感じてる。


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