いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・
「楓花?」


「ごめんなさい、なんか嬉しくて・・・」


「泣くなよ。」


勝彦はやさしく楓花の頭を撫でた。


「ごめん。」


勝彦の手、大きいなぁ・・・
あたたかいなぁ・・・


お兄ちゃんの手も大きくてあたたかいけど、
勝彦の手もまた違ったあたたかさがある。
この手に触れているとホッとする。


そうか・・・私やっぱり

勝彦のことが好きなんだ・・・


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