【伝言スペース】僕たちと素敵な未来を語らない会
 

次の日も、相変わらず僕は遠くから香菜子さんを見詰めていた。


今更ながら、自分から彼女に話し掛けた事さえない事実に気付く。


香菜子さんの好きなものも、僕は何も知らなかった。



告白を焦るな…か…



クラス替えまであと1か月余り。



せめて何処かですれ違った時に声が掛けられるように、距離を縮める努力をしたいと思った。


少し怖いけど…


キッカケは


自分で作らないとな…





< 13 / 15 >

この作品をシェア

pagetop