FLOWER
「…はァ…!⁉」




俺は窓を探した。

一見、窓のような

外から中を覗ける様なものは

無いように見える。




「う、上…。」




呼吸ももう

儘ならない俊稀が

消え入りそうな声で

そう言った。



屋根裏部屋のクセに

結構高いこの部屋の天井。

そこに、人1人も

通れないほどの

小さな天窓。




「どこかのビルで、

 僕が変なことを言わない様に

 銃を向けて

 見張ってるんだって。

 盗聴器もつけてさ…。」










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