彼女の10円。
純は13時から21時までバイト。



純がいない部屋にいてもやっぱり暇なわけで、俺はゲームをする。



次は勝てるように。



でもゲームもすぐ飽きてしまう。



俺は拓に電話してみた。



「あい?」

「あ、拓?なぁ、暇じゃねぇの?」

「暇じゃねぇよ?香奈といる♪」

「金欲しくね?」

「欲しいけど?」

「バイト探さね?」

「あ、いいかも♪」



俺と拓はバイトを探すために、明日会う事にした。



今から何すっかな~。



結局俺は昼寝してから適当にメシを作って純の帰りを待った。



「ただいまー♪」

「おぅ♪おかえり♪メシ作っといた!!」

「マジ!?食べる♪」



俺は純とメシを食った。



俺が純にメシを作ってやると、純が喜ぶ。



その顔が見たくて俺は料理を覚えた。



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