彼女の10円。
俺たちは寝るためにベッドに入った。



「あのさぁ、俺、バイトすっかも。」

「何の!?」

「まだわかんね。明日探すわ。」

「そっか♪見つかるといいね?」

「そうだな♪」



こんな普通の会話をしてても、純が隣にいるから、俺の心臓はバクバク。



「太一、お休み♪」

「純?」

「ん?」



やべぇ。
キスしてぇ。
でもしたらその先我慢できんのか?



「太一?」



うわぁー。
上目遣いで見んなよ。
もう無理。



俺は純に2回目のキスをした。



あー。やっぱり離したくねぇ。



でも一端唇を離した。



「太一。好き」



純が初めて俺を好きって言った。



俺はもう1度キスをする。



俺の舌は無意識に純の口の中に進入。



そんな事言ったらこのまま止まんなくなっちゃうよ?


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