学園奉仕活動
「何故、お前はすんなりと・・・・・・・」


「すんなりって何が?」


「いや、なんかすんなりと名前書きすぎじゃないか?」

ゴリラにはなんか裏がある、そう思えてならない。


「そんなこと無いで。それより、もういいんやろ?はよ帰ろうや」


「ああ、もういいぜぇ」



怪しい・・・・・・・・・・・・



奉仕活動の名の下で何をする気だゴリラメンっ。


「あっ、そうでぇ」


五人でぞろぞろと職員室の出入り口に向かって歩き出した時、背後でじろさんが何かを思い出したように声を上げたので、思考を止め振り返る。



「明日、全校集会で奉仕活動部の披露目だからよ。遅刻すんじゃねえぜ。百太郎」


「はあっ?なにその急ピッチ」


全て決められてたかのように事が進んでくじゃないか・・・・・・・


なんかこえぇええええっ!


背筋がヒヤッとするなーーっ!もぉーーー!







てか、マジで遅刻しないよう気を付けないとな・・・・・・・。



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