レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
柔らかいそれを味わう……ことはできないから、すぐに唇を離す。

 ……と、本多君は私の後頭部に素早く手を置いて、本多君自身が私の唇を奪った。


「……っ!」

すぐに舌が入ってきた。


後頭部に置かれていた手が動き出して、私の髪を撫でてるみたい。

それと同時進行して、本多君はもっと私に口を押しつけてくる。


恥ずかしい。

だけど、本多君にキスされてると思うと、心地がいい……。


本多君の唇が離れる。

そしてまた、合わせてくる。

ひたすら、そのパターンを繰り返していた。


しばらくすると、ホントに長かったキスが終わった。
< 117 / 216 >

この作品をシェア

pagetop