レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
「……!」

先生の顔が間近にあり、息がかかりそうな距離にいる。


「いや、先生……っ」

逃げようとしたら、両脇に先生の腕が伸び、逃げ場を失ってしまう。


「いや……っ、!」

先生の唇が重なってきた。

その瞬間、背筋が冷たく凍った。


「っやだ……」

夢中で胸板を押すけど、先生は痛くもかゆくもないみたいで余裕な表情のまま。


っ!!

先生の舌が……!

いや、助けてっ……!!


 ――キーンコーンカーン……。


「予鈴か……。またね、菅原さん」

梶原先生は鍵を開けて、準備室を後にしていった。


「……っ」

梶原先生があんな人だったなんて……。

本多君に会いづらいよ……。
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