レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
あ、指導室、行かなきゃ……。


私はなんとか立ち上がって、準備室を出た。


「……あ、未良」

「へ? 本多君……?」

なんで、本多君がいるの……?


「……あっ! もう、放課後……っ」

「は? ……未良、ボケた?」

「へっ!? あ、違いますっ……!」

しばらくすると、本多君は微笑んだ。


 ……夕陽色に染まる本多君の顔が素敵で、思わず見とれてしまう。


「……。とにかく、良かった。いつも俺より先にいんのに、いねぇからさ」

「あ……。ごめんなさい……」

 ……て、本多君。

それって、私のことを心配してくれたってこと……?
< 61 / 216 >

この作品をシェア

pagetop