【完】新撰組と2人の少女
藤堂のその言葉に凛は涙が溢れた




こんな大それたことを言ったのだから殺されると思っていた




平「ほら、泣き止めって!!可愛い顔が台なしだぞ?」




藤堂は冗談を言ったつもりだったが凛は間に受けてしまい顔が真っ赤だ





平「じゃ、改めてこれからよろしくな!!凛!!」




いきなり呼び捨てにされてまた顔が赤くなる



凛「よろしくお願いします、藤堂さん」




そう言うと





平「あー、藤堂さんじゃなくて平助でいいよ!!歳も近そうだし敬語もなしで!!」




藤堂はニカッと笑った




凛「いいの?」





平「おう!!んじゃ、行くか」


凛「うん!!」




凛は涙をぬぐって平助の後を追った




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