【完】新撰組と2人の少女
凛「ねぇ、平助?」



平「なんだ?」




朝餉を食べ続けながらもこっちを見てくれる




凛「着物買いに行くのはいいんだけど、私たちお金持ってないよ?どうすんの?」




凛は藤堂の返答を待つ




平「……ごっくん、あー、それなら心配ないぜ?土方さんが金出してくれたし」




凛優「「えッ!?」」




凛と優は驚きのあまり大声で叫んでしまった





凛「土方さんが私たちのためにお金出すわけないよ」



歳「あぁ!?毎日同じ着物着られてもこっちも困るんだよ、俺だってそんな鬼じゃねぇ」




凛は初めて土方を尊敬したのだった




凛「土方さんって意外と優しいとこあるんですねぇ」



歳「意外とは余計だ」




土方はやっぱり凛に強く注意できない




そんな2人を見て沖田は大爆笑、優と藤堂はまたもや怯えていた





平「ま、そんなわけで、金の心配はいらないぜ!!」




歳「5、6着は買ってこいよ」




凛優「「そんなに!?」」





歳「あ?そんなもんだろ」





当たり前のように言うので凛と優は何も言えなくなってしまった





総「さっ、2人とも、早く食べちゃいなさい!!」




凛優「「は〜い」」






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