小さな叫び。

思い出にひたりながらアイスを食べる。



自然と涙が流れてきた。


ばぁちゃんはそんなうちを見て話しかけてきた。

「やっぱ何かいわれたんだっぺ。」

うちは声がでなくて…頷く。


「…なんて言われたんだ?」


「うわぁぁぁんっ。 あの…ねっ… さっきの人達がね、 お前の父ちゃん連れてかっ…れたんだ…ろって…ヒック、言ってきた…んだ…ヒック」

「はぁ…よしよし。大丈夫だから泣くなよ。」


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