学舎ハーレム
「…。」

朝日が財布を確認する。

「夕日、お前はいくら持ってる?」

「わ、私は3000円くらい…。」

「俺は1000円くらいなんだが…


まず、コーヒーが800円ってあり得ないだろ!」

「わ、私はトーストセットにしようかな…

1200円か…。」

夕日が一番安いメニューを見る。

「俺なんか何も頼めないぞ!?

サラダが1000円って…」

朝日が嘆く。

「なぁ、この日替りランチってどんなのがあるんだ?」

幸大が言う。

「色々ですわ。

だいたい一ヶ月周期でループしますわ。」

麗美が言う。

「出てくるものは全部おいしいよ。」

皐が言う。

「幸大!

それ一万もするじゃねぇか!」

朝日が嘆く。

「別に良いだろ。

俺の金だし。」

「…なぁ、金を貸してくれないか?」

朝日が言う。

「いくら?」

「一万。」

「返す気ないだろ。」

「…。

じゃあ…」

「返せる金額を言えよ?」


「…。

夕日、お兄ちゃんにお金を…」

「貸さないよ。

貸しても返ってこないんだもん。

そもそもお小遣いもらったのは昨日なのに何で1000円しか残ってないのさ。

私みたいに貯金してるわけじゃないのに。」

「うっ…」

朝日がバツの悪い顔をする。
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