学舎ハーレム
「ところで、皐ちゃんは何でパンを食べてたの?」

朝日が言う。


「その…今朝は寝坊して。

でも朝食を食べないとお腹が鳴っちゃうし…」

「確かにあれだけの人数ならなかなかバレないよな。」

幸大が言う。

「で、幸大。

こちらの御嬢様たちは誰?」

「私は真知。

よろしく。」


「私は閖と申します。

どうぞよろしくお願いいたします。」

「天王寺・グレイシア・麗美ですわ!」

「俺は朝日です!

こちらこそよろしく!」

朝日は急に元気になる。


「いや、お前は朝の集会で自己紹介しただろ。


で、何か用か?」

「この前の御礼を言いにきたのよ。」

真知が言う。

「ああ。

あれは初回限定サービスだ。」

「それでも私たちは助かりました。


本当にその節はありがとうございました。」

閖が深々と頭を下げる。


「私が頭を下げるなど滅多にありませんのよ?

ありがたく思いなさいですわ!」


「いや、下げてねぇじゃねぇか。

てか、同じクラスだったのか。」
幸大が言う。

「ま、運命ってヤツよ。」

真知が言う。

「かもな。」

「幸大!

俺の時は気持ち悪いって言ったくせに!」


「女性と運命で繋がれてるとか素晴らしい表現だろ。」
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