優秀な専属執事と優しいお嬢様
こういう恰好はあまりしないのだが零人は元々何を着ても様になるので中に入ると山中に早く来いといわれていたのだが察したようだった。
「零はまた百合ちゃんに着せ替え人形にされていたなんてよほど百合ちゃんは零が気に入っているようで何か安心しているよ。
零はよくやってくれているし柚香とも仲良くしているし二人はいいパートナーになれているけど山中と百合ちゃんもそうだな」
「おそれいりますが私は柚香様を本当に私だけのお嬢様ですから他の人には渡したくありませんから私はずっと柚香様のおそばにいます」
「零人を初めて知ったのは9年前だけど彼が高校外でも評判でしたから彼なら私の後見人も務まると思いましたが私の目に狂いはありませんね」
次の日の早朝に海外に戻らなくてはいけないらしく夜には日本を発つらしく百合は零人を呼んで話しはじめていた。



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