カンボジアのコト

さらに、でこぼこの道を走ります。
事務所に到着。
皆さんにご挨拶。
まだお昼まで時間があるので、いろいろな所を見せてくださるそうです。
この道、まだ走れるなんて、楽しみ>_<
私や、かんこちゃんが車に乗り込むが、女の子2人と、男の子1人が車に乗らない。
「……無理。限界。それ以上、その車に乗ったら、朝ご飯が出てくる。」
現地の人達が、笑いながら、ハンモックを2つと、パイプイスの寝転がれるバージョンを、
3人のために、準備してくれた。
そこで、元気な人達だけ乗せて車は出発した。
笑いが止まりません。
頭が車の天井や、窓ガラスにぶつかるのも、止まりません。
銀行へつきました、と車が止まりました。
…?銀行??
どこにあるの?
見慣れたカンボジアの家があるだけですが?
違うとすれば、ネズミ返しのついたこの建物。
家じゃない。家にしては小さいし。
なんだろう。
これが銀行なんだそうです。中には米が入っているんだそうです。
米?
入り口をあけてくれたのですが、
私の頭あたりに、入り口があるので、中が見えない。
米かあ…。
とりゃっ!!
入り口に手を懸垂をしようと思ったが、あがれぬ。
必死でもがいて、中が見えた。
米です!!
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