カンボジアのコト

おまけ

言っておきたいことがある。
私は計算高い女ではない。
「どうやってその値段にするんですか?」と聞かれることが何度かあったので、
ん〜??と自分の行動を振り返った結果なのだ。
計算高い女と思われては困る。
私の将来に支障が出る気がする。
それから、帰るふりをするというが、私は、あまり好きではない。
もちろん帰るふりをするが、わざと相手にも分かるように帰る「ふり」をする。
私は、値切るとは…値切る人も、値切られる人も楽しい方が良い!と思う。
これは、昔彼氏に習ったこと。
私は、日本でも、お店の人が苦手だった。
洋服店などに入ると、お店の人からできるだけ逃げるように努めてきた。
「相手は人間なんだから、入ってきて、そんな態度されたら、どう思う?」
そうだ、相手も人間なんだ。
それから気をつけている。
憎い憎い憎い不幸になれと願う彼氏。
そんなコトは忘れて、おまけとして、
果物屋さんの話し。
ケチな私の方法なり。
カンボジアには、美味しい果物があふれている。
果物屋さんは、果物屋さんで集まっていることが多い。
まずは手をふきます。
「これ、どんな味?」といって試食させてくれるお店を探します。
片っ端から味見していきます。
満足したところで、その中で気に入ったものを最小限だけ買います。
もちろん適当に値切ります。
蓮の実があれば、蓮の実がおすすめ。
私は、夜にお酒のつまみにして食べまする。
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