カンボジアのコト

あの蛇は、1回いくらで首に巻いてくれるそうです。
そんなの、どうでも良いデス!!
はやく蛇しまってください。
けれど、蛇にむらがる客。
首に巻いています。楽しそうです。
高木先生もいました。
「ためしに巻かせて。」と交渉しています。
女の子が手を離したら、サービス成立です。
でも、先生や友達は、女の子もろとも写真にうつっていました。
むしろ、うつった方が、ステキな写真ではないですか…。
………やり手です。
帰る時間になりました。
何を基準に帰る時間か分かりませんが…。
蛇も桶の中にしまっていました。
私の手には、まだ甘いジュースが。
邪魔だな…。
なっちゃんが言いました。
「子ども達にあげたら?」
アメリカ人系の人が英語で、お菓子を子ども達に配っていたので、
桶に乗った子ども達が、店のすぐ側まで近づいていました。
私も渡しました。
無茶苦茶喜んでいます。
とっても罪悪感です。
船が出発しても、最後の最後まで嬉しそうに、手をふり、投げキッスをプレゼントしてくれました。
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