NUDE〜彼女の心〜

それを確かめる術はないけど、でも『バナナジュース』で閃いたおばちゃんを信じようと思った。


「マウンテンバイクかどうかは俺にはわかわないけど、とりあえずそのバナナジュース頼んでたあの子ここによく来る!?

どれぐらいの周期で来る!?大体何曜日に来るとかわかる!?」


身を乗り出して、食いつくようにおばちゃんに聞けば。


一瞬、面食らったように目をパチパチとしばたかせたが、いつものように柔らかく笑って手を頬に当てて記憶を辿ってくれた。


「そうねぇ〜…?

常連さんってほどは来ないわよ?何曜日に必ずってわけでもないし…でも来だしたら立て続けにくるかしらね。

2日続けてきたり、あんまり日にちを空けずに通ってくれるけど急にパッタリ来なくなるの。

どうしたのかしら〜?って思ってたら、またひょっこり来てくれたり…」


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