俺と君の物語
今、意識を失うわけにはいかない。

本当にただの変態になってしまう。

気力を振り絞りなんとか耐える。

「い、いきなりなにしやがるっ……」

ベッドの上で仁王立ちしている女の子を睨みつける。

先程までの怯えた表情が嘘のように、向こうも視線だけで人を殺せるような目で俺を睨みつけていた。

「いきなり襲いかかってきたのはそっちでしょ?この変態野郎」

「だから違うって言ってんだろ!?お前を起こそうとしただけだよ!」

確かに先程の行為は襲ってると思われて仕方なかった。

だが、勝手に人の家のベッドに侵入してるやつに変態呼ばわりされるとカチンとくる。

最初に抱いた可愛いとか、人形みたいとか言うイメージはどこかに飛んでいった。
< 8 / 12 >

この作品をシェア

pagetop