碧眼の天姫―刀の後継者


「……近い……」


走れば走る程強くなっていく邪気。


多分……3体くらいか…


刀を左手に持ち全速力で走る。


間に合って……
どうか誰も喰われていませんように…


「…キャーーッ!!!!」


嫌な予感がする。
お願い…間に合って!!!



―ビシャッ!!!!


たどり着いた瞬間、物凄い血飛沫が上がった。








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