先生が必要なんです。
私の気持ち

先生に全てを話した日から
1ヶ月程がたった。

10月の始め頃。


1人になりたくて屋上に行く。

すると
「先生って彼女いないの?」

その声に目を向けると
派手な先輩逹が中西先生に
腕を絡ませながら聞いていた。

「いないよ。」っと先生は
素っ気なく返した。

すると先輩の1人が
「じゃあ私と付き合お!」と
言い出した。

私は凄いなあーって程度で
先輩逹を見ていた。

中西先生に目を向けると
目が合って、助けてと
言うような顔で私を見る。


そんな先生を無視することも
できなかった。だから私は
大声で
「先生ー!英語!」と
叫ぶと中西先生は
「あ!今行く!」と言い
先輩逹から離れた。


当たり前のごとく私は
先輩逹に睨まれた。

先生は「助かった。ありがと」
と伝えに来た。

私は
「先輩逹にイジメられたら
先生のせいだからね」と言う。

すると先生は真剣な顔をして
「俺が守るよ」と言った。

「冗談だよ。」と告げて
屋上を後にした。
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