昼休み
直(なお)が
私のこと呼んだ。

直ヮ男子
だけど
色が白くて
モチ肌で
手足細くて
うらやましい。

「愛ぁ~。」
「何?どしたぁ?」
「あそこ見てみ?」
「ん?どこ?」
「あそこ。」
直が指差す先には
マサ。
…のとなりに山上さん。
山上さんは
マサと仲良い女子。
「あれ、いいの?」
「何が?」
「仲よさげだけど?」
確かに。
マサと山上さんは
半径30センチ以内。
お互いの距離を
たもっているように
見えた気がした。
「いいの?」
「いいのっ!」
私は強く言って
目をそらして
そこから離れた。
いるのに耐えられなかった。
直にはきっと
強がりにしか
聞こえないと思った。


マサが誰を見ようと
誰と話そうと
誰と恋しようと
関係ないけど。

理由が親って
ふられた私は
どうなるの?

その程度だったの?
好きじゃないなら
そういえばいいぢゃん。




マサのメールをシカトして
1ヶ月目の日のことでした。
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