美味しいカクテルをどうぞ
美琥とユウくんが意気投合して仕事とか関係なさそうに会話し始めたので、ふとレイを見た。
・・・あ。
気、抜いてるな、今。
美琥が話に夢中で、私も聞いているようで聞いてないような状態だったのをいいことに、笑顔を崩していた。
わかりやすい作り笑顔ですね、それ。
じっと見つめていると、レイと視線がぶつかった。
その瞬間にっこりと営業スマイルに戻ったレイ。
「美咲さん、何か飲みます?」
「・・・いらない。ねぇ、アンタなんなの?」
「何がですか?」
「ちょっと来なよ」
私は仕事は手を抜かない。
お金をもらうからには、抜かりなく。
だから仕事中に気を抜くようなやつは許せない。
外まで連れ出し、私の前にレイを立たせた。
「どうかしましたか?」
「ねぇ、アンタそれでもNO.1なの?仕事中に気抜くなんて、客を何だと思ってんの」
「美咲さん、「本性だせば?」
「・・・」
笑顔で切り抜けようとするレイも、私の態度で諦めたのかスッと表情を冷たいものに変えた。
それでも口元は笑っている。
「よくわかったな」
不適に笑うその姿は、とても冷たい。
・・・あ。
気、抜いてるな、今。
美琥が話に夢中で、私も聞いているようで聞いてないような状態だったのをいいことに、笑顔を崩していた。
わかりやすい作り笑顔ですね、それ。
じっと見つめていると、レイと視線がぶつかった。
その瞬間にっこりと営業スマイルに戻ったレイ。
「美咲さん、何か飲みます?」
「・・・いらない。ねぇ、アンタなんなの?」
「何がですか?」
「ちょっと来なよ」
私は仕事は手を抜かない。
お金をもらうからには、抜かりなく。
だから仕事中に気を抜くようなやつは許せない。
外まで連れ出し、私の前にレイを立たせた。
「どうかしましたか?」
「ねぇ、アンタそれでもNO.1なの?仕事中に気抜くなんて、客を何だと思ってんの」
「美咲さん、「本性だせば?」
「・・・」
笑顔で切り抜けようとするレイも、私の態度で諦めたのかスッと表情を冷たいものに変えた。
それでも口元は笑っている。
「よくわかったな」
不適に笑うその姿は、とても冷たい。