灰色姫
第四章 楽しかった日々



次の日の夜。


約束通り、ソリアは来てくれました。


「チェル!来たよ!」


その声を聞くと、
チェルはすぐに銀色の美しい髪を窓から垂らしました。


「ほら、今日はクッキーだよ」


「ありがとう!」



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