Rain 2
お母さんが死んだ日も雨が降ってた…



蒸し暑い梅雨の時だった…




確か急に学校に連絡があったんだ。



あたしは聞いた瞬間信じられなくて先生にキレてた。


「嘘つかんといてよ!」って。





信じられないっていうか…信じたくなかった。




人間って不公平だと思った。



なんで真面目にまっすぐ生きてる人間から幸せを奪ったりするんだろうって。


死ぬのはお母さんじゃないはずだって。





悔しかった…本当に。



雨は全部奪ってく。



あたしの大事な人を…

大切な夢を…



聖夜のことだってそう。



こんな雨の日にまた…
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