輪廻恋愛



一枚の紙にはこのように記されていたが、‘場’の部分は汚れて見えなくなっていた。



優奈はあることに気付いたのか急いで部屋に貼っていたカレンダーを見る。



「でもこれって……」


「そうなんだ。もしこれが本当なら明日がその輪廻の起こる日」


「嘘だろ?」


恭介も急いでカレンダーを見る。



そこには“仏滅”の文字があった。


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