last game

PLAYER Sora Kuromi

気が狂いそうだ。

いや。
多分もう狂ってる。



 「俺は確かに…確かにチュンが憎かった…」



大好きなサニーの気持ち
知ってか知らずか…
ずっと俺から奪ってきた。
だからナイフを使って
思い切り背中を刺した。
正直心の中で笑ってた。



俺はサニーが好きで
好きで好きで好きで
たまらなかった…。



でもリーダーには
何の恨みもない。

あの時俺はただ
サニーを守りたい一心で
リーダーを壁に向かって

思い切り突飛ばした。

ただそれだけだった。



次のターゲットが
サニーとか言うから…。



守りたい一心だった。











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