ツタエタイ
「私の家、母は居ないんです。小さい時に亡くなって父は忙しい人で……で…」
嘘は着きたくない。
でも…うん…ゴメンなさい
「父は」
そんな時だった。
TRRR〜♪
葉月のケータイが鳴った。
「たち…ゴメンちょっと静かにしてて?」
ママさんは“まぁ〜、私が煩いみたいじゃない”ってプリプリ怒った。
「もしもし?……お疲れ?様です………盗聴器って…月のケータイ!?はっ!!今から……ちょっと自分が誰だか…クソッ」
乱暴に電話を切った。
「月の親御さんが来るって」
「まぁ!大変。お化粧直しましょ」
突然の事に着いていけない月
″ピンポーン♪″
「「早っっ」」
出迎えに行ったママさんの行動も早い。
「今晩……は?」
「初めまして月ちゃんの父の知ってると思いますが立花空です♪葉月君とは仕事でもお世話になっております」
葉月が扉を閉めた。
「SP初めて見たぁぁ!!」
如月が馬鹿で助かった。
その場が一気に明るくなった。